アイガモロボの機能高度化等に向けた新潟食料農業大学との共同研究が国の支援事業に採択

 

アイガモロボの機能高度化と最適化に向けた新潟食料農業大学(以下、NAFU)と当社の共同研究が生物系特定産業技術研究支援センター(以下、生研支援センター)の「戦略的スマート農業技術の開発・改良」という支援事業に採択されました。

生研支援センターは、スマート農業技術・機器の開発が依然として不十分な品目や分野を対象に、生産現場のスマート化を加速するために必要な農業技術の開発・改良を支援する「戦略的スマート農業技術の開発・改良」事業を行っています。

本事業は、農林水産省予算により生研支援センターが全体の事業実施主体となり、野菜・果樹・畜産等、スマート農業技術・機器の開発が必ずしも十分でない品目や分野について、地域の企業(農業機械メーカーやICTベンダー等)、生産者、研究機関等が連携して行う技術開発や改良を支援するものです。

今回、NAFUと当社、それに中条農産が行う共同研究が採択されました。
5月中旬に、代掻きが行われたあとに、アイガモロボを投入し研究を開始いたします。

【「戦略的スマート農業技術の開発・改良」採択課題】

研究代表機関名 :新潟食料農業大学
        食料産業学科 アグリコース 吉岡 俊人 教授
研究課題名:『水田抑草ロボット「アイガモロボ」の機能高度化と運用最適化に資する農業生物学的およびロボット工学的研究 』
(採択結果)

<新潟食料農業大学(NAFU)> https://nafu.ac.jp/
日本および世界の食料産業分野では、生産、加工、流通、販売までの切れ目ない繋がり「フードチェーン」全体を理解し、各段階の専門知識・技術を併せ持つ人材が必要不可欠です。そこで本学では「フードチェーン」を一体的に学ぶ共通課程とそれぞれの専門性を高めるコース課程(アグリ、フード、ビジネス)の2つの課程を連動させ、高度な専門知識・技術と「食」「農」「ビジネス」に関する総合知識・技術を兼ね備えた”食のジェネラリスト”を育成しています。

<生物系特定産業技術研究支援センター>
生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)は、「農林水産研究イノベーション戦略」等の国が定めた研究戦略等に基づいて行う基礎的な研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。特に、近年画期的な技術開発が進展している異分野の革新的技術を取り込みながら事業化・商品化といった出口を念頭に行う研究や、『知』の集積と活用の場における技術革新を通じたオープンイノベーションによる研究、生産現場における革新的技術体系の実証を行う研究、次世代の技術体系を生み出す先導的な研究を推進しています。

 
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