実証実験参加の若井さん 米・食味分析鑑定コンクールで金賞受賞
2022年12月に長野県小諸市で行われた「第24回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会in小諸」において、アイガモロボの実証実験に参加した滋賀県竜王町にある若井農園代表 若井康徳さんが「都道府県・海外地域代表 お米選手権:金賞」に選ばれました。
このコンクールは、国内外のお米を一堂に集め、審査、評価することで良質なお米づくりに日々精進する生産者や生産団体を支援することを目的に、米・食味鑑定士協会が毎年開いていて、全国のコメの品評会の中でも、最大規模を誇ります。今年は、3年ぶりに有観客での開催となりました。
審査は、1次審査で食味分析計や穀粒判別機をつかって玄米の状態を審査し基準を突破したものが2次審査で精米され味度計による数値を計測し、1次と2次の結果を総合して、各部門のノミネート者が決まります。その後、コンクール会場で行われる最終審査では、鑑定士やバイヤーなどの専門家を含めた30名が官能審査を行い投票によって各賞が決定します。
今回、若井さんは栽培したミルキークイーンで都道府県・海外地域代表お米選手権の金賞に選ばれました。
この賞は、1次審査と2次審査を突破した各都道府県から1名の代表者が選ばれ、その中でも約10名だけが受賞することができるという狭き門となっています。
受賞したミルキークイーンの栽培にあたっては、一昨年の12月の冬期湛水からアイガモロボを活用していただき、今年度の田植え後も、3週間、田んぼにロボを投入して抑草を行ったということです。
今回の受賞について若井さんは、「アイガモロボのおかげで、助かった。収量もあがった。食味に関しても、評価いただいたのは嬉しい」と話していました。
若井さん、受賞おめでとうございます。
若井さんのこだわりのお米は、こちらのWEBからも購入することができます。